「カーボンフットプリント」は、今世界中の大企業が綿密に研究し討議している環境保全プロジェクトの一つです。漢達精密はこれまでも、環境保全問題においての社会に対する責任を担うよう努力してきました。
2011年4月より、漢達精密は「PDA機コンポーネント」製品にカーボンフットプリント計画を実行してきました(写真1)。カーボンフットプリントの算定方法に基づき、当該PDA機コンポーネント製品のライフサイクル中に排出される温室効果ガスは8.741 kg CO2e/個であることを表示しています(表1)。原材料、製造、運輸の三つの段階のうち、二酸化炭素の排出が最も多いのは製造段階で、これが総排出量の82.12%を占めています。これに次ぐのは原材料段階の17.87%で、最も少ないのは運輸段階の0.01%でした。環境を保護するためには、やはり環境にやさしい製造プロセスの実現が欠かせません。
環境保全問題に真剣に取り組んできた結果、同じ思いを持って協力してくださるお客様が増えて参りました。これからも皆様と手を取り合い、さらなるエコと環境保全を目指して努力していきたいと考えます。
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表1:PDA機コンポーネントのライフサイクル中に排出される温室効果ガス量 |
写真1:PDA機コンポーネント |
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